【誕生記録②】~あがる血圧と東北新幹線…入院は突然に~編
こんにちは。ざきです。
~続く~
とかやっときながら、前回の続きからかなり空いてしまいました!テヘ!!
ちょっと怒涛の出産編、しつこくも続きます…☆
~③待ちに待ちに待ちに待った入院!!~
さて、前回の記事に書いた通り、深夜2時から原因不明の腹痛に襲われた私は、朝9時半にチョロっと、さながら尿漏れのような症状に見舞われました。
病院に電話すると、「とりあえず来てください」とのこと。
善は急げとばかりに、母に運転してもらい病院へ…
そして。相変わらず容赦ない美人女医に股をこじ開けられ(失礼)、
「あ、破水してるね~アハッ、入院で!☆」
軽~く入院が決まりました。
予定日をまさに1週間経過したところで、もう重くて重くてほんとにさっさと出してしまいたかった私は完全にハイになり、「陣痛キタァァ!!ヒャッハー!!!!」というラインを家族に送ったのでした。
これが地獄の始まりとも知らずに。。。
~④初めての入院★なぜか上がる血圧、有能な東北新幹線~
果たして案内されたのは、夢の相部屋。
面会時間が14時からということで、母は一旦退場。
出産予定の病院は、老舗なのだけどもリニューアルしてブランド病院になってしまった浦和界隈ではかなり有名な産婦人科です。
すなわち結構いいお値段するのです。
なので大部屋に通された私は安心しておりました。
とはいえ、相部屋は結構狭い。
カーテンで隣とは仕切られていて、プライベート空間は確保できるものの、なんだか他人行儀なかんじで寂しい。
これからしばらくこの閉鎖的な空間にいることになるのか。。しかもなんか暑い。。
新生児仕様なのか、暖房ガンガンで目もシパシパ。。
小さいころからわりと健康優良児なわたし。
入院なんてした事ありません。ドキドキ。
普段慣れない病院のニオイもあいまって、図太いワタクシも少し緊張してまいりました。
とりあえず、当時岩手は盛岡市にて、今か今かと吉報を待っていた我が夫に、入院する旨を連絡。
即既読がつき、パンダがダッシュしているスタンプが送られてきた数分後、「職場出た!!13時半にはつく!」との連絡…(※そのやりとりをしている段階で時刻は11時)
はえーよ!!!
早すぎだよアンタ!!
さすが東北新幹線であります。
さて、そんなこんなしているうちに、血圧測定のお時間。
しかし、過去一度も引っかかった事がない優良児だったにも関わらず、なぜか高めの結果に…
痛みにめっぽう弱い私は、看護師さんとの協議の結果、まぁたぶん陣痛のせいだろうということになり、とりあえず運ばれてきたランチをおいしくいただきました。
~⑤あっという間の面会時間と干し柿ゼリー~
そんなこんなで、11時に入院したものの、あっと言う間に面会時間になりました。
近所にあるお菓子屋さんでいろいろ買い込んだらしい母が、大量の袋をガサガサさせて登場。恥ずかしい。
干し柿ゼリーっていう、干し柿の味の寒天みたいなやつがあるんですが、私にはそれを買ってきてくれました。
でも一応病院だし、出産後にとっとくかということで、ご褒美としてセーブ。
そんなこんなで、11月の木枯らしが吹く中汗だくの旦那が到着。
聞けば、職場の同僚・上司の方も、一緒にソワソワしてくださっており、
「嫁が破水したらしいですわ!!!(ニヤニヤ)」
という旦那の一言に、周りの方が、
「バッカヤロー!ニヤついてる場合じゃねえ!今すぐ行け!」
と追い出してくださったそうです。(やや誇張表現アリ)
なんならPCも勝手にシャットアウトされ、退勤簿も書き込んでくださり、新幹線の時間もこれに乗れ!と調べてくれ、、本当に良い同僚の方々。。涙
ちなみに旦那がニヤついているのはデフォルトで、生まれつきそういう顔なんで仕方ありません。
そんな中、私の陣痛は少しずつ強くなってきていました。
旦那とくだらん話をしながら、突如やってくる痛みにイテテ…と横になる繰り返し。
でもまぁまだ生理痛くらいの痛みか。耐えようとと思えば、耐えられる。
運ばれてきた夕食も、まぁ休み休み、あまり食欲はないながらも食べられる。
息を止めて耐えないと、痛みの波が超えられなくなってきたのは、面会時間終了目前の20時ごろでした。。
~⑥話が違うじゃねえか!!!!そのいち~
そんなこんなで早朝から20時頃まで、じわじわと陣痛が来ていたのですが、
全 然 間 隔 が 一 定 に な ら ん!
10分から5分、5分から3分間隔で徐々に短くなって、お子が出てくる…という予備知識だけは持っていた私ですが、陣痛開始とおぼしき深夜2時からすでに16時間あまりが経過していました。
いまだ5分間隔できたと思えば、3分間隔になり、そうかと思えば10分間隔になり、、、
話が違うじゃねえか!!!
入院したあたりで「お腹下がってきてますね!」なんて言われたもんだから、かなり期待しちゃってました。
そして「結構まだ余裕ありそうですねー★」と、イテテテとなっているわたしに言い放ち去ってゆく看護師さん。
え~これで余裕あるとか、ピーク時どうなっちゃうの?^^キャハハ
なんて思っていたら、「面会時間おわりなんで、旦那さん一回帰りましょうか」といわれちゃいました。
産まれそうなのに。。産まれない。。
急いできてもらったのに、産まれない。。
痛いのに、まだピークじゃナイ。。
ナイナイナイ。。。(自粛)
ていうかこれ、いつまでつづくのかしら。。
ていうか初めての入院、痛いし、狭いし、寂しい。。
と、思ったことをうっすらと覚えています。
今思うとなんと甘っちょろい。。
ワタシの出産は、ここでやっと折り返し地点、むしろ折り返し地点にもこれていなかったくらいの長丁場になっていくのでした。。涙
次でおわりたいナ★
~続く~