どすこいゆとはんと母の翻弄人生

某ドナルド・トランプ氏が米国大統領に当選したまさにその日、大難産の末産まれたゆとはんと、彼に翻弄されまくる新米母の日々です。

【誕生記録①】~予定日超過★下がらないお腹と高まる胎動~編

こんにちは、母です。

今日から、忘備録的な感じで、3か月前我が息子、ゆとはんを産み落とした(正確には腹を掻っ捌いてでてきたのですが)時のことをつらつら書いていこうと思います。

というか、同じ事が起こったときに、何かのご縁があってここにたどり着いた方がブログを読んでいたことによって少しでも知識があったらいいなとか思っております。はい。

 

とりあえずこの①には、入院するまでの記録を書いていきます。

 

~①下がらないお腹となくならない胎動~

時はさかのぼり、2016年11月、ゆとはんの予定日は2日。

しかし、案の定というかなんというか、いつまでたっても出てきません。

縁あってその前年に我々夫妻は盛岡に転勤していたため、埼玉出身のわたしは里帰っていたのですが、予定日付近に休みを取ってゆとはん誕生に立ち会おうと意気込んでいた我が夫は哀れUターン。。

 

会う人会う人、「腹デカッ!!!」と言われ、

事実私の腹はさながらスイカのようにドデーンと膨らんでおりました。

 

そして連日悩まされる激しめの胎動…

これまた触った人が「気持ち悪っ!!!!」と引くほどあらゆるところでボンボコ動いておりました。

「グエッ!」と漫画のように叫んだ事もしばしば。

お腹の形は変わるほど。

 

予定日前はおなか下がってくるとか言うけれども一向に下がらない腹。

 

予定日近辺は胎動減るとか聞くけれども一向に減らない胎動。

 

この男は、果たしてこの世に出てくる気があるのだろうか…

 

なんてことを思いながら、何故か一度も見た事のないブリジットジョーンズの最新エピソードを映画館で見たり、鳥しかいない謎の自称"動物園"に行ったり、やたら駅から遠いオシャレキャフェに行ったり、もはやこのまま一生妊婦なのではないかと錯覚するくらい、予定日を過ぎた1週間を悶々と、しかしそれなりに陽気に過ごしていたわけでございます。

 

②~その日は突然に~

そんな11/8の深夜2時。

 

…おや…?腹が痛い…ような気がする…

 

いつもと違う痛みで目が覚めました。

 

あえて例えるならば、10~15分間隔でグーッと股に何かを押し付けられているような痛み。

 

いやしかし落ち着こう。そんな突如出てくることはないと、興味本位かつノリで1冊だけ買ったたまごクラブの別冊「陣痛乗り切りブック(笑)」とやらに書いてあったではないか。

 

ここで慌てては、腹の赤子の思うツボであります。

 

そんなわけで、かねてからインストールしておいた陣痛カウントアプリをついに起動…!

そう、この時の私はまさに準備万端、というかハイ待ってましたァ!!状態でありました。

 

しかし、間隔をはかるもウトウトしながら空は明るくなり、気づけば朝7時頃まで痛みは続きます。

 

よく、「陣痛は等間隔できて、だんだん間隔が狭まってくる」と言いますよな。

 

わたしも件の「乗り切りブック」なぞ熟読し、それをすっかり信じていたわけですが、言いたいです。声を大にして。

 

…嘘じゃねえか!!…と。

 

なんということでしょう、私は深夜2時から、ある時は10分間隔、またあるときは20分間隔、またあるときは驚きの1分間隔でイテテテテ…なぞとやっていたわけであります。

 

ちなみに、「お産の直前になったらそうはいっても間隔狭まってくるんじゃないの~?」とお思いかもしれませんが、ワタクシ最後の最後まで一切等間隔になりませんでした

 詳しくは、追って書こうとおもいますが。


さて、そんなこんなで動きがあったのは9時半頃。

 

いずれにせよその日は午後から検診だった為、母に念のため荷物まとめとけよ、と言われているのにゴロゴロしていたその時。

 

チョロッ…

 

…?ん?

 

なんか出た!!!!

 

尿漏れか、はたまた破水というやつなのか、よくわからずとりあえず産院へ連絡…

 

とりあえず来てくださいとの事で、無駄に準備だけしてあった入院バッグを持って向かいます。

 

長かった…!やっとこの重くてダルい妊婦生活に終止符を打てる…!

 

その時の私は、己の祖母や母から間違いなく安産の血を受け継いでいると、思い込んでいたのであります。。。

 

 

~続く~